酒さと寒暖差

今年もあと約半月で終わります。

令和元年を迎え、忙しい年でしたね。

インフルエンザも昨年の6倍ということで、体調管理には気をつけましょう。

 

最近数人の方から、「酒さの赤みや湿疹、ほてりは治ったのですが、外から暖房の部屋に入ったらまだ顔が赤くなり、ほてりが強いです」、という声が聞かれます。

 

正常な方でも寒い所から暖かい所に入れば少しは顔が赤くなり、ほてったりします。

自律神経の働きで血管の拡張、収縮が行われるのですが、酒さの方は調節がうまくいかず一気に血管が拡張するためにほてりや赤みが強くなります。

ただ表面が治っていているのであれば、皮膚の中の炎症が治まるにつれて、少しずつですが寒暖差があっても楽になっていきます。

あとは時間との闘いです。

 

皆さん皮膚の表面が治るまでは頑張られますが、治ったと思いそこで治療を止める方もおられます。

最終的な目標は寒暖さにも耐えられる皮膚を作ることです。

 

頑張れば達成できる目標ですから、あきらめないで下さいね。

 

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