6月に入り、梅雨入りももうすぐと思うと何だか憂鬱ですね。
一応年中行事(?)の一つだからしばらくは我慢していきましょう。
今くすりのファインでは毎日皮膚病相談を行っているわけですが、毎月の相談の半分ぐらいを酒さ様皮膚炎相談で占めています。
20年も前だと考えられないことですが(以前はアトピー相談が中心でした)、いかに安易にステロイドが処方されて、長期使用している人が多いかということですね。
ステロイドは虫刺されや急性の湿疹で短期間使用する場合は本当に効果が高くて、素晴らしいお薬なんですが、やはり使用法を間違ってはいけません。
「諸刃の剣」とはよく言ったものですね。
昨日の相談のお客様からのメールをご紹介します。
病院を3件行き、3件めの病院で酒さ治療をしていたのですが、良くならず。病院から、治し方がわからない、大きな病院に行ってくださいと言われ、○○大学病院を紹介され、予約をしていますが、正直、病院を信じられずに毎日泣いてばかりいます。
とメールの文面からも辛いご様子がうかがえます。
やはり皮膚科のお医者さんから、「治し方がわからない」と言われたら落ち込みますよね。
早速、糖鎖栄養素カタライザー、銀河水(シリカ水)、スパエナジー(大分県別府明礬温泉湯ノ花エキス)で治療を開始してもらうようにして、大学病院の方は断るそうです。
以前はステロイドを化粧の下地代わりに使用されている女性の方もたくさんおられました(化粧のノリがものすごく良くなるため)。
最近はステロイドの害が取り上げられているために、そこまではおられませんが・・・。
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ステロイドがなかったら、こんなに酒さ様皮膚炎の方は増えなかったと思います。
しかしステロイドは私たちにとって大切なお薬でもありますので、上手に付き合っていくことが大切ですね