昨日漢方の勉強会に行ってきました。
今回のテーマは「生理痛」です。店頭でも生理痛のお客様は多いですね。
中医学では痛みの原因は
①不通則痛(ふつうそくつう)と言って、「気」「血」の流れが悪くなって痛む
②不栄則痛(ふえいそくつう)と言って「気」「血」が不足して痛む
の二つに分けられます。
店頭で多いのは①不通則痛の方で、生理の前から生理の前半に痛み、痛み方は強い痛みです。
不通則痛の原因はさらに①ストレス、②瘀血(おけつ)、③冷え、④湿熱の4タイプに分けられます。
ストレスが原因の痛みは、張ったような痛みで、イライラやゆううつ感をともないます。
瘀血は血液がよどんで、流れが悪い状態で、頭痛や腰痛などを伴います。痛みは刺すような強い痛みで子宮筋腫や子宮内膜症を持っている人はこの痛みになります。
冷えのタイプの痛みは下腹部の冷えとひきつるような痛み方です。
湿熱は油っこいものを食べたり、お酒を飲む人に多いタイプで、灼熱性の痛みで黄色いオリモノを伴うことがあります。
このように生理痛はタイプによって漢方薬も変わってきます。
漢方薬で体質改善していくと、生理時にも、鎮痛剤がいらなくなりますよ。
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