アトピー性皮膚炎の漢方的見地②

前回のアトピー性皮膚炎の漢方的な4つの分類ですが、どのタイプも血液を通して十分な栄養が届かないので、皮膚は「潤い・ツヤハリ」を失っています。
それは、インスタント食品・レトルト食品・鮮度の悪い食材(保存料・着色料・香料等化学物質を含有された物)、また牛肉・豚肉といった動物性タンパクの摂り過ぎによって「血」が汚染され、冷たいもの生もの・清涼飲料水の摂取や夏場のクーラーやシャワーによって、「水」の代謝が悪くなっており、運動不足や家庭環境・社会環境からのストレスによって、「気」(活力=エネルギー)が滞ったり、減少しているからなのです。

アトピー性皮膚炎と喘息・アレルギー性鼻炎・下痢・便秘・・・など一人でいくつもの病気を持っている方は多いですね。
漢方の五行説(五臓六腑の相関性によって病気の原因・対処法を考える)では、これらをその人の体質でとらえて、総合的に改善するには、五臓六腑からの原因を探り、これを解消することを重要とします。
その結果、一部の病気のみならず、全部が一緒に改善されるのです。
現代医学では、封じ込め、押さえこめるといった対処法をとるために、例えばアトピー性皮膚炎と喘息がシーソーのように、片方が治ると片方が悪化するというケースがよくあります。
これが漢方的改善法と現代医学的改善法の根本的違いです。
体の全体観をとらえる漢方医学は、アトピー性皮膚炎を含めていろいろな慢性病を改善するには最適ですね。


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