女性のつら~い悩み、「生理痛」、今回は「不栄則痛」の痛みについて説明いたします。
不栄則痛の痛みの原因は①気血不足、②肝腎陰虚、③腎陽虚の3タイプにわかれます。
漢方用語なので、ちょっとわかりづらいかもしれませんね
①の気血不足は胃腸が弱い方に多いタイプで、食べた栄養分を人間に必要な「気(エネルギー)」や「血(血液等の栄養物質)に転換できないタイプです。
食欲がない、便がやわらかい、元気がない、などの症状が特徴です。
②の肝腎陰虚(かんじんいんきょ)はストレスを受けやすい方、ちょっとお年を召した方に多いタイプで、手足がほてる、口が渇く、足腰がだるい、などの症状が特徴です。
③の腎陽虚は冷え性タイプに多いです。手足が冷えたり、寒い時に痛みが強くなるのが特徴です。
これらの「不栄則痛」の痛みは、生理の後半から生理後に痛みます。「不通則痛」の痛みと違って、強い痛みではなくしくしくするような鈍痛です。
生理痛で漢方薬をお求めになる時は、自分のタイプにあった漢方薬を選んでくださいね。
☆[http://www.atopy-fine.jp/ お店のサイト]もぜひご覧下さい。