アトピーにステロイドは対症療法

アトピー性皮膚炎で、現在ステロイド軟膏を塗っておられる方は非常に多いと思います。
ステロイド療法は、発疹症状を消すことのみを目的とした療法で、アトピー体質を改善することを目的としたものではありません
表面上の発疹が消えても、ステロイド薬が切れるとまた発疹があらわれます。
繰り返していくうちに発疹が増え、ステロイド薬も量が増えていきます。
ステロイド外用薬は皮膚組織に沈着して、炎症を起こすコレステロールに変性します。
酸化物質は、組織を交感神経緊張状態にし、血液の流れを悪くし、顆粒球を増加させます。
顆粒球は組織に浸透し、すきまのない炎症を引き起こします。
単なるアトピー性皮膚炎から、酸化コレステロール皮膚炎へと移行します。
 
ステロイド依存症が起こると、酸化コレステロールの反応によって作り出された炎症性サイトカイン(ホルモンの一種)がストレスによって多量に放出されます。
これが激しい炎症を引き起こすのです。
かゆくて掻いたから炎症が出たのではなく、ステロイドが切れたため一瞬にして炎症が引き起こされてかゆくなるのです。
ステロイドホルモンは早朝の目覚めの前に分泌され、体の1日のリズムを作る重要な働きをします。
だから体外から人工的にステロイドホルモンを勝手に投与されると、生活のリズムが壊れてしまいます。
自然に備わっている免疫力を抑制してしまうのです。
 
アトピー性皮膚炎はステロイドから抜け出さない限り、治すことができません。
禁断症状に耐えて、 そこから離脱するしかないのです。
頑張れば、治療を始めてから1~2ヶ月ほどでステロイドから離脱することができます。
そのかわり、離脱の時の対処法をしっかり行わないと、前以上に悪化してしまいます。
ステロイドだけに頼っている方は、早く抜け出せるように努力して下さいね。
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