最近はほぼ毎日1～2件の酒さ様皮膚炎の相談があります。
病院で酒さと診断されたら、お医者さんもお手上げ状態のようで、数軒皮膚科を受診したが治らないという方が多いですね。
3月29日に酒さ様皮膚炎でご相談があった山口県の女性の方。
酒さ様皮膚炎と診断されたのが、今年の1月で赤みが強く、毛細血管も浮き出ておりブツブツから汁も出ているとのことでした。
見た目もそうですが、痒みがひどいのも辛いらしく、ステロイド歴は35年ぐらいでほぼ毎日塗っていたそうです。
あまり治らないので皮膚科を変えるとすぐにステロイドを止めるように言われて、プレドニン錠（ステロイドの飲み薬）を2ヶ月間処方されて飲んだが治らない。
「助けてほしくて皮膚科に行っているのに、ステロイドを使用していたことをひどく怒られました」と藁をもすがる思いで当店に相談されたようです。
治療期間としては本当に短いのですが、今日のお電話では「だいぶ良くなって痒みはまったくありません。日焼け止めとおしろいをつけても悪化しないし赤っぽい所が残っているので、まだまだ頑張ります」とのことでした。
ステロイド歴からみたら、あまりにも早く改善していっているので、嬉しいのですがこれからリバウンドがこなければいいな、と思っています。
でも激しかった痒みがまったくなくなって、ご本人さんも明るい元気な声でした。
長期ステロイドを使用されている方は、勇気がいると思いますが、中止する決心をして下さいね。
