ここ数日は真夏のような暑さで、いつ秋がくるのかなと思わせるような天気ですね。
今日は先週来店された福岡の自家感作性皮膚炎の男性の方の経過報告です。
最初に来店されたのが4月20日、手と足は赤い大き目の湿疹がびっしりで湿疹が出ていない皮膚もまっ赤、また足の方はリンパ液が出て浮腫みがひどい状態でした。
また体は全体的に色素沈着で真っ黒の中に湿疹が無数にあり、という感じです。
ステロイド歴、毎日使用で10年以上、最後はデルモベート(一番強いタイプ)を使用しておられました。
2ヶ月に3回ぐらいの割合で症状を見せに来店されています。
全身の症状ですから当然痒みがひどく、奥様が背中等手の届かないところはスキンケアを手伝っておられました(見るからにやさしそうな奥様です)。
6月の始めにはいったんリンパ液も止まりましたが、7月に入りまた汁が出始めました。足の浮腫みは相変わらずです。
8月16日、腕と足の赤い湿疹は枯れてきて黒っぽくなってきました。この頃は足の浮腫みも少し良くなっています。
9月の中旬、また少し足が浮腫んできましたが、汁は出ておらず、皮膚も赤みはなくなり、黒い色素沈着が体全体に広がっている感じです。
先週来店された時は、足の浮腫みもほぼ取れて、体の色素沈着がだいぶ薄れていました。
「随分良くなられましたね」というと、ご本人は「そうかなあ}と首をかしげておられましたが、奥様は「お蔭様で随分楽みたいですよ」と本音をチラリ。
ステロイド歴が長いのでまだまだ油断は禁物ですが、前のように悪化することはないと思います。
10年以上ステロイドを出し続けた病院に不信感を抱いておられますので、これからも頑張って当店の治療法を続けられるようです。
11月の来店を楽しみにしています。