アトピー性皮膚炎とホルモン

10月に入り、秋の気配が見えてきましたね。
 
これからは乾燥の季節、アトピー性皮膚炎の方は、乾燥対策が必要です。
 
今日もステロイドのお話です。
 
ステロイド軟膏は虫刺され、かぶれ、湿疹など急性の皮膚疾患には本当によく効きます。
 
アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎なども本当によく治ります。ただし一時的ですけど・・・
 
長年患ったアトピー性皮膚炎にステロイド軟膏を使わない理由は、止めたときの離脱症状が想像を絶するようなすごさであることと、ステロイド皮膚炎になってしまうからです。
 
やっぱり、皮膚表面の炎症を抑えるとともに、体の中のケアを同時にしていかねばなりません。
 
ステロイド軟膏は皮膚から吸収され、皮膚細胞の中に30日間とどまると言われています。その間にステロイドは代謝されて排泄されるか、または排泄されずに血中に入っていきます。
 
この血中に排泄されずにに残ったステロイドは体のホルモンのバランスを壊していきます。
 
アトピー性皮膚炎で相談に来られる女性の方で、生理がとまったり、乳頭から汁がでたりする方は多いです。
 
でも治療を続けていけば、生理が始まり、乳頭からの汁も止まっていきます。
 
ステロイドの長期連用で、委縮した自分の副腎を元に戻すことが必要です。
 
大変ですけど、頑張れば必ず乗り切ることができますので、アトピー性皮膚炎でお悩みの方はあきらめないで下さいね。
 
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