以前NHKで放送されたアトピー性皮膚炎の特別番組で、アメリカでは「湯治療法」、イギリスでは「食事療法」、ドイツでは「心理療法」での治療法が紹介されていました。しかし「食事療法」や「心理療法」は、専門医や栄養士のバックアップや大きな施設への滞在が必要であったりと、現在の日本では全ての患者さんが利用するのは難しい面があると思われます。そこで今回は、「湯治療法」に絞って家庭でできる方法をご紹介いたします。
当店の湯治療法マニュアル
① お風呂は、37~39℃のぬるめのお湯に、別府明礬温泉湯の花の「スパエナジー」をキャップ1杯入れます。PH1,9の殺菌効果でアトピー性皮膚炎の人に多い雑菌からの感染を防ぎます。
② 番組では、患者さんは入院して1日に何度も何時間も入浴していましたが、普段でもせめて、1回15分は浴槽につかって下さい。のぼせそうになったら外で少し休んだり、冷たいシャワーを浴びても良いでしょう。半身浴は血流も良くなり、お勧めです。
③ 体を洗う時はお肌にやさしい弱酸性(銀河水使用)の「プラティーン」で手のひらを使ってソフトにしましょう。間違ってもナイロンタワシは使用禁止です。プラティーンは髪も洗えて便利ですよ。
④ 風呂上りには必ず糖鎖栄養素「カタライザー」の塗布をして下さい。殺菌効果、皮膚の修復効果があります。番組では風呂上りにワセリンを塗って、濡れたボディスーツのようなものを着ていましたが、普通はそこまで出来ないので、ここでは天然100%「ホホバオイル」(乾燥がある時)を全身にくまなく塗ります。また特に症状のひどい部分には「カタライザー」を化粧用コットンにたっぷり湿らせカタライザー湿布を。
「湯治療法」は
★ 皮膚の炎症を増す黄色ブドウ球菌と、自分の汗の塩分を洗い流す。
★ 汗をかくことによって、汗腺を発達させる。
★ 「スパエナジー」入りのお風呂で殺菌して、乾いた皮膚細胞に水分を補給する。
★ 皮脂膜のかわりにホホバオイル(乾燥が強い方はノンEクリーム)で補給された水分を逃がさなくする。
という、一石四鳥の療法なのです。
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