貨幣状湿疹の発症は何と10年前からとういうことで、良くなったり悪くなったりを10年間繰り返しており、漢方薬を飲んでいるがまったく治らないとのことでした。
最初は腰の湿疹から始まり、下半身にどんどん広がっていったそうです。
相談当時は貨幣状湿疹がくっついて世界地図みたいになっていました。
治療開始後2週間、カサカサになりシワシワになったが大丈夫かとのお問い合わせあり。これは炎症が取れてきているからまったく悪い事ではありません。
案の定、1ヶ月後には赤みが薄くなっています。
2ヶ月後には下半身の方は随分枯れてきたそうですが、腰の大きな湿疹は残っています。
11月には下半身のブツブツは平らになり、腰の大きな湿疹は豹柄みたいにまだらになってきたとのこと。
12月15日には全体的にほとんど良くなったとのことで、それ以降連絡はありませんでした。
それから昨日2ヶ月ぶりにお電話があり、「肌がツルツルになってきました。少し形が残っている所はありますが、痒みもなく以前よりもきれいな肌になりました」
とのことで、もともと花粉症ももっておられますので、もうしばらく続けていきますと、ご注文を頂きました。
腰の湿疹から下半身全体に広がり、病院によっては自家感作性皮膚炎と診断されていたかもしれませんね。
でも10年来の貨幣状湿疹がこんなに早く治るのも、私たちも本当にビックリしています。
長期皮膚病でお悩みの方もあきらめないことが大切ですね。