今日は昼から漢方の勉強会に行ってきました。
女性の不正出血の話が中心だったのですが、いろんな症例の中で尋常性乾癬の証例報告がありました。
65才の女性の方で尋常性乾癬を発症して5年、良くなったり悪くなったりの繰り返し。
ステロイドで抑えていたが、最近はステロイドも効かなくなり紅班が全身に広がっているそうです。
手足は冷えて便秘気味、イライラしやすい、声にも力がある、舌は苔がついていて潤っている。
尋常性乾癬の場合、紅班を伴う炎症ですから血熱と考えられますすが、熱をとる漢方薬では治らなかったようです。
その後冷えがあることにより、陽虚（エネルギー不足）体質であるとの判断。
熱をとる漢方薬に皮膚の熱を体内に引き込む漢方薬を合わせたら6ヶ月後には改善されました。
冷え体質（陽虚）の人はお腹も冷えて腸の働きが悪くなり腸管免疫も衰えてきます。
漢方薬に腸管免疫を活性するカタライザーを併用して、カタライザーのスキンケアをしていけばもう少し早く治ったかもしれませんね。
尋常性乾癬の場合、漢方薬とカタライザーの併用はかなりの効果があります。
漢方薬だけでは治りが遅いと思われる方は、ぜひ試してみるといいですね。
